Apple TVで見られるものは？Apple TV＋やApple TVチャンネルとの違いも解説

「Apple TVって何？ Apple TV＋と何が違うの？」そんな疑問にお答えします。近頃、YouTubeなどの動画をテレビで見るご家庭が増えてきましたよね。そのための方法はいくつかありますが、Appleユーザーには「Apple TV」がおすすめです。この記事では、Apple TVの他、Apple TV＋やApple TVチャンネルといった各Appleサービスがどういったものなのか、できることは何ですかと詳しく解説していきます。

【解決】Apple TV・Apple TV＋・Apple TVチャンネル・Apple TVアプリとは？

Apple TVとは

エリカ

Apple TVとはAppleが販売するデバイスの1つで、テレビと接続してネット動画や音楽、ゲームなどが楽しめる商品です。本体とSiri機能が搭載されている「Siri Remote」（リモコン）がセットになっています。

これまでいくつものバージョンが発売されてきましたが、2023年3月現在で販売されているのは「Apple TV 4K 64GB／128GB」の2種類です。DOLBY VISION（ドルビービジョン、従来のHDR10より高画質）、DOLBY ATMOS（ドルビーアトモス、立体感が感じられる音響）などを用いた作品に対応しており、高画質な映像を楽しめます。

64GBと128GBのスペック自体はほぼ同じですが、後者のみ有線接続が可能です。そのため、128GBにするとより安定して動画視聴やオンラインゲームを楽しむことができるでしょう。Apple TVでできることは、大きく分けて次の５つです。後半で詳しく解説していきます。

• 映画やドラマを視聴する
• 音楽を楽しむ
• iPhoneやiPadの画面をミラーリングする
• ゲームをする
• 写真を閲覧する

Apple TV＋とは【見られるもの】

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Apple TV＋とは、アップルが製作するオリジナル作品を定額見放題で楽しめるサブスクリプションです。月額900円でApple TV＋作品が全て見放題。また他にもいくつかプランがあり、ファミリープランにすると最大5人まで動画や各種サービスを共有することもできます。

初回購入時は7日間無料です。さらに、Apple製デバイスを新規購入した場合は3カ月間無料というサービスも行われています（2023年3月現在）。視聴にはApple TVアプリが必要ですが、基本的なApple製デバイスに対応しており、ダウンロードしてオフライン視聴することも可能です。

〈対応デバイス〉

iPhone／iPad／iPod touch／Mac／Apple TV／Android TV・Google TV／スマートテレビ／Fire TV／PlayStation／Xbox／Google Chromecast with Google TV　他

Apple TV＋では、毎月のようにオリジナル作品が追加されていきます。ドラマや映画、アニメにドキュメンタリーなどカテゴリーも豊富なので、お好みのものがきっと見つかるはず。さらに有名な監督や俳優も起用しているので、クオリティも折り紙つきです。

近日配信の一例は、以下の通りです。

• 「マイ・カインド・オブ カントリー」（新シリーズ金曜日配信開始）
• 「ビッグ・ドア・ブライズ」（新シリーズ3月29日）
• 「テトリス」（新作映画3月31日）
• 「フクロウのエヴァ」（新シリーズ3月31日配信）
• 「シュミガドーン！」（新シーズン4月5日配信）
• 「彼が残した最後の言葉」（新シリーズ4月14日配信開始）
• 「ジェーン」（新シリーズ4月14日配信開始）

現在のトップチャート３選

Apple TVチャンネルとは

タカキ

Apple TVチャンネルとは、Apple TV＋をはじめ、その他オリジナル作品以外の様々な映画やテレビ番組を視聴できるサブスクリプションサービスです。

気になったサービスのみを契約することが可能で、Apple TV＋に加入しなくても利用することができます。価格はチャンネルごとに変わりますが、安いものだと月額300円ほど。視聴にはApple TV＋と同じくApple TVアプリが必要です。Amazonプライムビデオにも、見放題とは別にチャンネル契約がありますよね？それと同じイメージです。

Apple TVアプリとは

タカキ

Apple TVアプリとは、Appleオリジナル作品や他社動画配信サービスなどが利用できるソフトウェアです。Apple TV＋でご説明した通りApple製のデバイスに対応しているので、Apple製品を持っている方はすぐに始められるでしょう。

上記のApple TV＋やApple TVチャンネルの視聴に加え、映画を購入・レンタルすることもできます。映画のラインナップはなんと数千本。iTunesで購入していた作品もアプリ上で引き続き鑑賞可能です。また、動画コンテンツのオフライン再生（事前のダウンロードが必要）や、作成したホームビデオを保存することも可能です。

StreamFab Apple TV+ ダウンローダーとは

ショウ

StreamFab Apple TV+ ダウンローダーとは、動画配信サービスの動画のダウンロード・保存ができるソフトです。

動画サービス自体でもダウンロードは可能ですが、多くの場合期限付きだったり、他のデバイスに転送ができなかったりといった制約があります。しかしこのソフトを用いるとオフラインで永久的に保存することができ、さらに転送も可能となります。

ダウンロード方法も非常に簡単。ソフトを開いてApple TV+のアイコンをクリックして、いつも通りApple TV+にログインするだけです。

＊もっと詳しい手順は【Apple TV+から動画をダウンロードしてオフラインで視聴する方法】にてご確認してください。

ストリーミングデバイスApple TVでできること

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Apple TVはApple TV+やNetflixのような動画ストリーミングサービスを視聴する以外にも、さまざまな機能があります。

映画やドラマを視聴する

新作映画やドラマを視聴することができる（※別途料金が発生）ほか、Apple TV＋に加入することでAppleオリジナル作品が見放題になります。対応している他社動画サービスも豊富に揃っており、中にはYouTubeをはじめとした無料サービスも含まれています。Apple TVに接続していれば、そのときの気分に応じたコンテンツを楽しむことができるでしょう。

〈視聴可能な動画サービス一例〉

YouTube／Amazonプライム・ビデオ／U-NEXT／Netflix／Hulu／TVer／Paravi／ｄTV／ABEMA／GYAO!／Disney＋　他

音楽を楽しむ

iTunesアプリに対応しているため、自分のアカウントからテレビ再生が可能となります。またSpotifyやradikoなど各種音楽配信サービスやポッドキャストにも対応。スマートフォンで聴くよりも高音質で音楽を楽しむことができますし、外部スピーカーを接続するのも容易になります。

さらに、歌詞が大画面に映し出されるのでカラオケ感覚で楽しむこともできますし、海外のMVも豊富なので「とりあえず流しておきたい」という時にもぴったり。iPhoneで再生する場合と違って家族や友人と共有できるのも利点の１つです。

iPhoneやiPadの画面をミラーリングする

Apple TVにはワイヤレスで映像を映す「AirPlay」という機能が搭載されており、iPhoneやiPadで表示している画面をテレビ画面に表示することができます。これにより、スマートフォンから動画・音楽を流したり、Macのサブディスプレイとして使用したりと、テレビがこれまで以上に大活躍。スマートフォンに保存した動画や写真も大画面で表示できるので、家族や友人と一緒に楽しむことができ、非常に便利です。

ゲームをする

Appleが提供している「Apple Arcade」というゲームのサブスクリプションサービスに対応しています。そのため、月額600円で200種類以上のゲームが遊び放題となります（1カ月無料トライアルあり）。ソリティアやパックマンなどのクラッシュゲームからアクションやシミュレーションゲームなど、タイプも様々。専用コントローラーも販売されているので、テレビゲームのようにして遊ぶこともできます。

まとめ

Apple TVがあることで、動画の視聴以外にも様々なコンテンツが楽しめるとともに、テレビをこれまで以上に活用することができます。また、Apple TV＋でオリジナル作品を楽しんだり、Apple TVチャンネルでお好みのチャンネルを登録したりなど、各種サブスクリプションと併用することでできることの幅がどんどん広がっていきます。今回ご紹介したハード・ソフト・サブスクリプションは、iPhoneやMacなど普段からApple製品を使用している方には親和性の高いものばかりなので、気になったAppleユーザーの方はチェックしてみてはいかがでしょうか。