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ある日の放課後、門脇瀬名は憑対弓立にハンカチを返すため屋上で待っている間に居眠りをしてしまい、目を覚ますと暗くなった学校に閉じ込められていた。携帯も通じない外部からシャットアウトされた校内で、瀬名の目に映ったのは手を切断されて苦しんでいる女子生徒だった。巨大な光や世界が赤く染まっていく不思議な出来事が起こる中、少女たちの史上最悪の殺し合いがはじまる…。
2016年10月に初演した舞台の映画版。NMB48・Team Nのメンバー市川美織がヒロインを務める。舞台のキャストを数多く再起用し、映画だからこそ表現できる切れ味抜群のアクションと、舞台では描き切れなかった少女たちの繊細な心の奥深くを描き、舞台とはまた違った『放課後戦記』に触れることができる。監督は『夢の続きをもう一度』『便利屋エレジー』の土田準平。(作品資料より)
2018年4月7日アイエス・フィールド日本(2018)PG-12
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クラスではいつもひとりぼっちの地味でネクラな男子・宮村伊澄と、優等生で明るく、人気者の女子・堀京子。まるで正反対のふたりには、実は共通点があった。それは、誰にも知られていない「秘密」の一面をもっていること。ある日、堀の家に怪我をした弟を送り届けてくれたのは、ピアスだらけのバンドマンみたいな謎の男。それは学校では見せることのない、宮村のもう1つの姿だった。宮村が見たのは、化粧もせず無造作に髪を束ね、弟の面倒を見ながら家事にいそしむ家庭的な堀の姿だった。偶然に2人はお互いの秘密を知ってしまうことに。そしてこの日から、2人の距離は近づいていく。他人に興味を示さず、友達のいなかった宮村の高校生活は、堀との出会いをきっかけに色づきはじめる。
超人気漫画「ホリミヤ」を実写映画化。宮村役を演じるのは、『蜜蜂と遠雷』で第43回日本アカデミー賞をはじめとする数々の新人俳優賞を受賞した鈴鹿央士。堀役を、多数のドラマや、映画『サヨナラまでの30分』への出演経験のある期待の若手女優・久保田紗友が演じる。監督は、昨今の映画界で注目を集める新進気鋭の松本花奈。(作品資料より)
2021年2月5日ティ・ジョイ日本(2021)
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スペイン・マドリードのプラド美術館に所蔵されている三連祭壇画「快楽の園」。これは15~16世紀にネーデルランドで活躍した画家ヒエロニムス・ボスの代表作で、西洋美術史上でも異彩を放つ奇妙な絵。絵には人間だけでなく、実際のサイズを無視した動物、無機質と一体化したような生物など、奇想天外な場面がびっしりと描かれ、見るもの心を惑わす。東西のクリエイターたちがこの絵を前にし、様々な感想や解釈をしていく…。
ヒエロニムス・ボスは不思議な画家だ。活躍したのはレオナルド・ダ・ヴィンチとほぼ同時期のルネサンス期だが、ボスの描く絵のシュールさは古さや新しさといったものを超越し、宗教画なのに美術史の中のどこにも収まらない。本作はその代表作である「快楽の園」に迫ったドキュメンタリーで、20人余りのクリエイターや研究者たちがこの絵を前にして語るほか、ボスがどんな人物だったか、この絵がたどった運命などを解説していく。また、赤外線分析で最終的には描かれなかった下絵が現れたり、絵に描かれた楽譜を実際に演奏してみるなど、新たな発見があるのも興味深い。とにかく絵画の隅々まで、目を奪われずにはいられない。
2017年12月16日アルバトロス・フィルムスペイン=フランス(2016)90分
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大企業に勤めているボリスと美容院を営むイニヤの夫婦にはそれぞれ別にパートナーがいて、一刻も早く別れて新しい人生をスタートさせたいと思っていた。そんな二人にとって、足かせとなるのは12歳の一人息子アレクセイ。どちらも離婚後にアレクセイを引き取りたいと思っておらず、ある夜、激しい口論の末に息子を押しつけ合う。そんな両親の姿を見てしまうアレクセイ。翌朝、学校に出かけた彼はそのまま行方不明になってしまう。
離婚の準備を進める夫婦が、12歳の一人息子の失踪に直面する。息子の行方をめぐるサスペンスを軸に、身勝手な両親の憎むべき醜態を容赦なく描きながら、衝撃的なラストへと向かっていく、という骨太の人間ドラマ。初長編『父、帰る』でヴェネチア国際映画祭の金獅子賞、『裁かれるは善人のみ』でカンヌ国際映画祭脚本賞を受賞したロシアの映画監督アンドレイ・ズビャギンツェフ監督が、冷ややかな映像美、そして終始張り詰めたミステリータッチで、自分の幸せが最優先の身勝手な現代人の姿を炙り出していく。カンヌ国際映画祭審査員賞をはじめ、各国の映画祭で数々の賞を受賞。第30回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた話題作。
2018年4月7日クロックワークス、アルバトロス・フィルム、STAR CHANNEL MOVIESロシア=フランス=ドイツ=ベルギー(2017)R-15
東京の農大でワインソムリエを目指す“日本酒嫌い”のリケジョ・橘詩織の実習先は、意に反して東広島・西条の日本酒の酒蔵に決定。酒蔵での実習を終えないと単位が取得できず、夢だったワインの本場フランスでの海外留学への道も閉ざされてしまう。渋々実習先の乃神酒造へ訪れた詩織だったが、今年は実習生の受け入れ予定はないと言われてしまう。実は、蔵元が受け入れを断ったにも関わらず、息子である莞爾が父親への反抗心から勝手に進めていたのだった。絶対に単位が欲しい詩織は食い下がる。農家の娘・美咲の助けもあり、なんとか杜氏の坪島から蔵に来るように言われ、酒蔵で修行に近い「実習」が始まる。人々との出会いや日本酒造りを通じて、今までにない喜びを見出す詩織。そんな時、蔵元の体調が急変し、思わぬ転機が訪れる。
日本三大酒処の一つとして有名な東広島市・西条を舞台に、伝統文化の象徴である日本酒造りを軸としながら、その土地で暮らす人々の生活、そして幻の日本酒を巡る出会いと別れを繊細に描いたハートウォーミング・ストーリー。主人公の詩織を演じるのは、本作が初主演となる川栄李奈。また、蔵元の息子・莞爾役を劇団EXILEの小野塚勇人が演じる。詩織を応援する美咲役に宮地真緒、そして本作が遺作となった名優・大杉漣など、豪華な出演陣が脇を固める。監督は『ラーメン侍』の瀬木直貴。(作品資料より)
2018年10月20日ブロードメディア・スタジオ日本(2018)116分
ベルリンの職場近くのカフェで、恋人ヨハネスから心変わりを告げられたウンディーネはショックを受ける。休憩時間にカフェに戻ったウンディーネはヨハネスを探すが、見つからない。その時、カフェの水槽のガラスが割れるアクシデントが起き、それがきっかけでウンディーネと居合わせた潜水作業員のクリストフは一瞬にして惹かれ合う。幸せな日々がしばらく続くが、やがてウンディーネは自分の宿命に直面することになる。
オンディーヌとしても知られる“水の精ウンディーネ”は、多くの文学や美術の題材になってきた。水の精ウンディーネは人間の男性と結ばれることにより魂を得るが、その男が他の女性に心変わりしたら、男を殺さねばならない。アンデルセン童話の「人魚姫」はこのウンディーネの話に影響を受けたという。この伝説と同名の女性が主人公の本作は、インスパイアというより、伝説を現代に置き換えたような作品だ。ウンディーネを演じるパウラ・ベーアは、クリスティアン・ペッツォルト監督の前作『未来を乗り換えた男』にも、クリストフ役のフランツ・ロゴフスキと共に出演している。ベーアは、このミステリアスながらも感情的な表情を見せる見事な演技で、ベルリン国際映画祭の銀熊賞(最優秀女優賞)を受賞した。
2021年3月26日彩プロドイツ=フランス(2020)90分
作曲家のCは妻のMと共に郊外の一軒家で暮らしていた。ある日、Cは交通事故で亡くなってしまう。病院でCの遺体にMがシーツをかけて立ち去ったあと、Cはシーツを被った状態で起き上がり、シーツを被った幽霊となって、二人が暮らす家に戻ってきた。MはCの不在に苦しんでいたが、やがて新たな道に進むため、家を出て行った。Cは家から去る事もできず、そのまま家に残っていた。やがて時は過ぎ、家には新たな住人がやってくるが…。
白いシーツを被り、目の部分だけがぽっかりと黒くなった幽霊。まるで子供の仮装のような、可愛いらしくも不気味な幽霊が本作の主人公。突然の事故により人生を断たれた男は、幽霊になって妻と暮らした家に戻ってくる。しかし妻は自分の存在に気付かず、ただ時が過ぎていくだけ…。自分の家だったはずの場所には、新たな住人が次々にやってきて、幽霊の生活を脅かしていく。『セインツ -約束の果て-』のデヴィッド・ロウリー監督、主演のケイシー・アフレック&ルーニー・マーラが再びタッグを組んだ本作では、時間、空間を超えて存在する幽霊の姿が、まるで神話のように描かれている。幽霊の心境、存在理由にまで思いをはせてしまう、注目の一作。
2018年11月17日パルコアメリカ(2017)92分
閉塞的な郊外の田舎町。佐倉理華は、人生に絶望していた。母・市絵の過干渉、職場のいじめ。精神安定剤で何とか日々やり過ごしていたが、遂に自殺を決意する。そんな折、自分と同じ環境を克服したセラピスト・ラブの存在をネットで知り、会いにいくことに…。「他人の人生の中でいきるんじゃないわよ。自分の中で、自分の人生を生きなさい。」というラブの言葉に感銘を受けた理華は、家を出てラブが開催する自己啓発セミナーの手伝いを始めるのだった。自分らしさを取り戻していく同士たちとの交流、同じようにラブに救われた川崎拓海との出会いによって理華の日常は順調に回りだしたかのように見えた。そして理華とラブの関係は急速に距離を縮めていくのだが、ある事件をきっかけにその関係に不協和音が生じはじめる…。
閉塞的な郊外の田舎町を舞台に、行き場をなくし人生に絶望した女性と、そんな環境を克服した女性との奇妙な出会いを描くミステリアスな物語。主演は、松井玲奈と新川優愛。監督は『gift』の宮岡太郎。(作品資料より)
2017年6月10日MMJ日本(2017)100分
幼少期、善意の募金五億円により難病から命を救われた少年。健康に成長し高校生になった彼は、五億円にふさわしい人生を送るべく、周囲からの期待や、マスコミに晒される窮屈な青春を送っていた。ある日、とある出来事をきっかけに彼は生きる意味を見失い、SNSで自殺を宣言。そこに、見知らぬ誰かからメッセージが届く。「死ぬなら、五億円返してから死ね」家を飛び出し、お金と人生に向き合う旅には思わぬ出会いが待っていた…。
第一回NEW CINEMA PROJECTでグランプリを受賞した脚本の蛭田直美とムン・ソンホ監督によるドラマ作品。主人公に抜擢されたのは、撮影時に役柄同様、高校3年生だった望月歩。『ソロモンの偽証』やドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」などに出演し、着実に経験を積んでいる若手実力派の彼にとって、本作が初主演作となる。また望来が入院中の小児病棟で慕っていた年上の少女・橘明日香役には、映画『ミスミソウ』で主演を務めた山田杏奈。物語のキーとなる全く異なる二役を印象的に演じ分ける。(作品資料より)
2019年7月20日NEW CINEMA PROJECT日本(2019)112分
湖畔にある別荘に友人たちと静養にやって来たローマ。深夜、一人で湖で泳いでいると謎の女に出会う。その女に会って以来、恐ろしい幻想に襲われ、日ごと体力が衰えていく。婚約者のマリーナもローマと共に幻影に悩ませられるようになる。湖で泳いで以来、ローマの異変を感じていたマリーナは湖に向い、かつて、この湖で起きた女の入水自殺を知る。自殺の真相を解明するごとに、女の想像を絶する恐ろしい逆襲が始まる。
ロシアで長年に渡り伝わるルサールカ<水の霊>の伝説をベースに、ホラー映画の演出に定評のあるズヴィヤトスラフ・ポドゲイフスキー監督が贈るダーク・ファンタジー・ホラー。主演は、ロシアン・ビューティのヴィクトリア・アガラコヴァ。「未体験ゾーンの映画たち2019」にて上映。(作品資料より)
2019年1月18日インターフィルムロシア(2018)
呪いの元凶である魔獣ウルガルムを打ち倒し、アーラム村の子供たちを救ったスバルたち。やっと訪れた平穏も束の間、スバルは誰にも知られてはならない、とある極秘ミッションに挑んでいた。しかし変装していたにも関わらず、すぐにペトラを始め、村の子供たちに正体がバレてしまうスバル。開始5秒でバレてしまったミッションとは、エミリアとのデートコースの下見で……。
長月達平の人気ライトノベルをアニメ化し、2016年4月~9月に放送され話題を呼んだ「Re:ゼロから始める異世界生活」の新作エピソードOVA。監督は、TVアニメ版も手掛けている渡邊政治。(作品資料より)
2018年10月6日角川ANIMATION日本(2018)
南アフリカ共和国東部の都市ダーバンのストリートにタレント・ビエラが逃げ出したのは、9歳の時。継父の暴力から身を守るためだった。2002年に初めてスケートボードを手にし、すぐに夢中に。混乱した家庭からの逃げ場と自己表現の手段となったスケートボードは、やがて人生の原動力となっていった。その後8年間、スケートパークでスケートボードを枕にして暮らし、すべての時間とエネルギーをボードに向けるタレント。そんな彼のスケートボーディングをビデオで見たプロスケーターのケニー・アンダーソンは、自力でアメリカに来ることを条件に援助を申し出る。ストリートからアメリカのプロスケートボーディング界へ向かう旅。それは、取り巻く環境から抜け出し、自分の未来を掴むための戦いだった。
プロスケーターのケニー・アンダーソンの目に留まり、自力でアメリカに来ることを条件に援助の提案を受けたホームレスの少年タレント・ビエラの、自分の未来を勝ち取るべくスケートボードで南アフリカからカリフォルニアまで行く旅を追ったドキュメンタリー。監督は、これまでに音楽ドキュメンタリーやテレビ番組、コマーシャルなどを手がけてきた、ジンバブエ生まれ、南アフリカ出身のナタリー・ジョンズ。(作品資料より)
2018年6月29日レイドバック・コーポレーションアメリカ(2016)88分
桃山みらいと萌黄えもは幼なじみの中学一年生。国民的配信チャンネル「プリ☆チャン」にチャンネル登録をしてアイドルを目指す二人は、クラスメイトの青葉りんかと一緒に、大好きなプリズムストーンショップにお出かけ。思いもよらず異次元に迷い込んだ3人。気が付くと、なんとそこは“プリパラの世界”だった。
アニメ「プリパラ」シリーズ劇場版第5弾。2018年4月から放送開始の「キラッとプリ☆チャン」と「プリティーリズム」「プリパラ」のクロスオーバー作品で、プリティーシリーズのライブ映像も楽しめる。(作品資料より)
2018年5月5日エイベックス・ピクチャーズ日本(2018)79分
1999年、ローラ・アルバートはJ.T.リロイのペンネームで「サラ、神に背いた少年」を発表する。だがこれを「著者の実体験に基づく」と偽り、リロイは「ウェストバージニア州出身の18歳で、母親に強制されて男娼になった人物」とした。その過酷な体験は感動を呼び、アルバートの小説は一躍ベストセラーとなる。ところがリロイへの取材オファーが殺到したため、アルバートは義理の妹、サヴァンナにリロイを演じてもらうことにする。
90年代末に彗星のごとくアメリカの文壇に登場し、またたく間に時代の寵児となったものの、実はふたりの女性が作り上げた架空の作家だったことから一大スキャンダルとなった、J・T・リロイにまつわる事件を映画化。公の場でリロイを演じていた女性サヴァンナ・クヌープの回顧録を原作にしており、クリステン・スチュワート演じる彼女の視点から描かれている。小説の実作者ローラ・アルバートを演じるのは、『マリッジ・ストーリー』のローラ・ダーン。ふたりは如何にしてJ・T・リロイを作り上げていったのか、興味深い。
2020年2月14日ポニーキャニオンアメリカ(2018)PG-12
小学生のユラはおばあちゃんと一緒に暮らすため、東京から雪深い地方のミッション系の小学校へ転校してきた。転校先では同級生たちと行う礼拝に、ユラは戸惑いを感じていた。礼拝の習慣や友だちたちとも次第に慣れていったある日、ユラがお祈りをしていると、目の前にとても小さなイエス様が現れる。そのイエス様にお願いした事は必ず叶えられて親友もでき、ユラはイエス様の持つ力を信じるようになっていく。
東京から雪深い地方にあるミッション系の小学校へと転校する事になった少年ユラが、ある日現れた小さな“イエス様”の力を信じるようになっていくさまを描いた本作は、弱冠22歳の奥山大史監督が青山学院大学の卒業制作として撮影した長編デビュー作。「第66回サンセバスチャン国際映画祭」で最優秀新人監督賞を獲得(日本人監督としては20年ぶり)した注目の若手監督。監督だけでなく脚本、撮影、編集も監督本人が担当、宗教や死生観が関わる重みのあるテーマをユーモア込めながらも詩的に描き、すがすがしい感動を覚える一作。約70人の中からオーディションで選ばれた佐藤結良くんの存在感にも注目したい。
2019年5月31日ショウゲート日本(2019)78分