正直に言うと、私が最初に「YouTubeの再生リストを丸ごと保存したい」と思ったのは語学学習がきっかけでした。チャンネルの講義動画を通学時間にまとめて見たかったのですが、公式アプリだと1本ずつしかダウンロードできず、さらに保存期限があるのが不便でした。同じように「音楽プレイリストをmp3でまとめたい」「スマホだけで完結したい」と感じている方も多いのではないでしょうか。
実際のところ、YouTube公式アプリやYouTube Premiumでは再生リストを一括保存する機能は提供されていません。そのため、外部のソフトやサイトを利用する必要があります。
この記事では以下の方法を比較しながら紹介します。
最初に結論から言うと、大量の動画を安定して保存したいなら専用ソフト、手軽さを重視するならオンラインサイトが向いています。スマホ単独での一括保存は制限が多いので���PCを使う方が現実的です。
私が実際に試した中で、一番安定して使えたのは専用ソフトです。特にプレイリストの動画数が多い場合、サイトだと途中で失敗することがよくありますが、ソフトなら途中停止しても再開できたり、順番を維持したまま保存できるのが大きな利点です。
最初に試したのが StreamFab YouTube ダウンローダー です。
字幕の同時保存や音声フォーマット(mp3)への変換も選べるので、学習や音楽利用には便利です。さらに、過去配信を保存したい方はYouTubeアーカイブ動画をダウンロードする方法も参考になります。
メリット
デメリット
1.ソフトの左側に「YouTube」っていうアイコンがあるのでクリック。すると、ソフト内のブラウザでYouTubeが開きます。普通のYouTubeと同じように検索や再生ができます。
2.保存したい動画やプレイリストを開くと、自動でポップアップが出てきます。
3.再生リストから一括ダウンロード したい場合、「再生リスト」をクリック。
4.出力設定で動画の形式や解像度を選び、「今ダウンロード」をクリック。
5.複数動画でもキューに入れて一気に処理してくれるので、放っておけば終わります。終わった動画は「保存先フォルダを開く」からすぐ確認できます。
VLCは人気のあるメディアプレーヤーソフトウェアです。ビデオを再生するために使用することができるほかに、ビデオをダウンロードするためにVLCを使用することもできます。VLCで動画をダウンロードすることは、専用ダウンローダーよりは面倒ですが、確実にダウンロード可能で、信頼できるツールです。
ダウンロードする前に、まずダウンロードしたい動画のプレイリストを作成する必要があります。
ダウンロードしたい動画をプレイリストに入れたら、あとはプレイリストへのリンクをコピーして、VLCメディアプレーヤーに入れるだけです。以下の手順で行います。
*VLC Media Player を起動し、[メディア] > [ネットワーク ストリームを開く] に移動します。
*提供されたフィールドに、ビデオ プレイリストの URL を貼り付けます。
*ビデオの再生が始まったら、「ツール」 > 「コーデック」に移動し、「場所」タブのリンクをコピーしてください。
*ブラウザーに開始されます。次に、ビデオを右クリックし、「名前を付けてビデオを保存」を選択します。
ソフトをインストールするのは少し面倒…とか、「とりあえず数本だけ保存できればいい」という場合には、オンラインサイトが役立ちます。私もPCが手元になかったときにブラウザから試してみましたが、使いやすさは抜群でした。ただし、安定性や安全面についてはやや心配が残る、というのが正直な感想です。
ここでは実際に私が使った主要なサービスを紹介します。
サイト名 |
特徴 |
画質対応 |
音声保存(mp3) |
制限・注意点 |
---|---|---|---|---|
YouTubePlaylist.cc |
URL貼り付けで再生リストを一括保存可能 |
最大1080p程度 |
△ |
無料ユーザーは本数制限あり、アカウント登録必須、英語UI |
SaveFrom.net |
有名サイト、PC/スマホのブラウザで利用可 |
最大1080p |
△ |
広告が多く、長いリストや高画質は不安定 |
BitDownloader |
AVIやMKVなど形式選択可能 |
最大4K |
○ |
30本以上の長リストは失敗しやすい、広告多め |
MinTool uTube Downloader |
再生リスト全体をMP4/MP3で保存可能、字幕.srt対応 |
最大1080p |
○ |
無料版は本数・速度制限あり |
y2down.cc |
mp3変換対応、複数形式選択可 |
表記上は8K対応(実測1080p程度) |
○ |
実際は高画質が安定せず、信頼性に疑問あり |
URLを貼り付けるだけで再生リストの読み込みが可能。ただし、無料ユーザーには1日あたりのダウンロード本数などの制限があります。アカウント登録必須のプランもあり、英語表記が多いため少し戸惑うことがあります。
YouTubeをはじめとした複数の動画サイトから、URL入力だけで動画を保存可能。ChromeやSafari、スマホブラウザからも利用できます。ただし広告がかなり表示され、誤クリックのリスクがあるほか、特に長いプレイリストや高画質プロファイルで動作が不安定になることがあります。
AVIやMKVなどの複数形式を選べる点が魅力ですが、長い再生リスト(30本以上など)では処理が途中で止まることがありました。無料利用時の画質制限や広告表示が目立ちます。
再生リスト全体をMP4あるいはMP3形式で保存できるツール。字幕(.srt)の取得もサポートされており、UIが比較的クリーンで使いやすいですが、無料版にはダウンロード本数や速度で制限があるようです。
動画だけでなく音声(mp3)にも対応しています。ただし、最大8Kまで保存可能とありますが、実際に試したら1080pまでしか成功しませんでした。
私がよくやるのが「YouTubeの音楽プレイリストをそのままスマホで聴きたい」という使い方です。特に勉強用BGMやポッドキャスト系の動画は、映像は不要で音声(mp3)だけあれば十分ですね。
①StreamFabを使う場合
StreamFab YouTube ダウンローダーには、保存形式をmp3に設定できる機能があります。私は英語学習チャンネルの再生リスト(約30本)を変換してみましたが、数十分で全て完了。曲名も動画タイトルに合わせて自動的に整理されるので、音楽プレイヤーでの管理もスムーズでした。
②VLCでの方法
VLC Media Playerでも音声抽出は可能です。ただし「一括変換」ではなく1本ずつ処理する形なので、本数が少ないときに限って使える方法という印象でした。
手軽さを重視するなら、オンラインサイトでも音声だけを保存できます。
オンラインの場合、音質は128kbps前後に制限されることが多く、高音質での保存はあまり期待できません。
総じて、
YouTubeの再生リストを一括ダウンロードするときは、単に「保存できるかどうか」だけでなく、順番・字幕・大量保存への対応を意識すると失敗がぐっと減ります。
こうしたポイントをあらかじめ押さえておくだけで、「せっかく途中まで落としたのに失敗した…」というストレスを大きく減らせます。私自身も、最初は何度もやり直しに悩まされましたが、コツを掴んでからは一括ダウンロードがずっと快適になりました。
Netflixや Amazonなど1000+動画配信サイトから動画を無制限にダウンロード!永久保存、字幕版と吹替版を選択可能!
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