M4Aは音楽ファイルの一種で、主に音声データに用いられます。MP3と同じく非可逆圧縮ファイルですが、これをWAVに変換、つまり圧縮前の形式に戻した時に音質は劣化してしまうのでしょうか。結論から申し上げますと、変換ソフトを使えばM4AからWAVに変換しても基本的に劣化の心配はありません。今回はおすすめの変換ソフトを9点紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
M4AをWAVに変換すると劣化する？
まずM4Aについて軽く説明すると、これはAppleが開発した音楽ファイルの拡張子の一種で、iTunesなどで使われているものです。MP3と種類は同じですが、M4Aの方が後に作られており、今も開発が続けられている点が異なります。
では本題に移りますが、M4Aは非可逆圧縮ファイルなのでWAVに変換しても圧縮によって削られた部分は戻りません。そのため音質の向上は見込めませんが、変換ソフトを用いれば劣化させずに変換することもできます。以下でおすすめのソフトを紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
M4AをWAVに変換できるおすすめソフト9選
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対応OS |
おすすめ度 |
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|---|---|---|
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iTunes |
Windows/Mac |
★★★★☆ |
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WonderFox HD Video Converter Factory Pro |
Windows |
★★★★☆ |
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Uniconverter |
Windows/Mac |
★★★★☆ |
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RealPlayer |
Windows |
★★★★☆ |
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VideoProc Converter |
Windows/Mac |
★★★★☆ |
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XMedia recode |
Windows |
★★★☆☆ |
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TuneFab Apple Music 変換ソフト |
Windows/Mac |
★★★☆☆ |
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Convertio |
Windows/Mac |
★★★★☆ |
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Online Audio Converter |
Windows/Mac |
★★★★☆ |
iTunes
実は、iTunesには音楽ファイルの変換機能が搭載されています。普段から利用している方は、新たにインストールする必要がないというのも利点の1つでしょう。
ただし、iTunesで購入した楽曲はDRM保護（コンテンツの保護・複製を制限する仕組み）をされている場合があり、変換できないこともあります。また古いバージョンを使用しているとエラーの原因になるのでご注意ください。
＜iTunesはこんな人におすすめ＞
- 日頃からiTunesを使っている人
- 安心・安全を求める人
WonderFox HD Video Converter Factory Pro
WonderFox社が開発した動画変換ソフトです。500種類以上の音楽・動画ファイル形式に対応しており、M4P→WAV以外の変換も行うことができます。手順も簡単なので専門知識がなくても安心して使えますし、一方で変換時に音声の編集や微調整もできるので、こだわりたい人にも向いているでしょう。画面収録や動画編集もでき、多機能なのも魅力です。
＜WonderFox HD Video Converter Factory Proはこんな人におすすめ＞
- 初心者＆熟練者
- 複数のファイルを変換したい人
- 画面収録や動画編集もしたい人
Uniconverter
UniConverterは1,000以上ものファイル形式に対応しており、音声や動画だけでなく文書も扱うことができます。複数ファイルの同時変換も可能で、かつ処理速度も速いので使い勝手が良いソフトと言えるでしょう。また、画面も見やすく操作もわかりやすいので初心者にもおすすめです。
＜Uniconverterはこんな人におすすめ＞
- 様々なファイル形式を扱う人
- 複数のファイルを変換したい人
- 簡単に操作したい人
RealPlayer
動画や音声に関する多種多様な機能を搭載したメディアプレーヤーソフトです。1995年に初版がリリースされ、現在もアップデートされ続けています。ファイル変換のほか、動画のダウンロードや再生も可能。有料版だと写真や動画をクラウド上に保存できるようになり、さらに幅が広がります。
＜RealPlayerはこんな人におすすめ＞
- 安全性を求める人
- 音声・動画どちらの機能も欲しい人
- 簡単に操作したい人
VideoProc Converter
音楽・動画ファイルの変換機能のほか、画面収録や簡単な動画編集もできる多機能動画処理ソフトです。初心者向けに開発されたとのことで、操作方法がシンプルで使いやすくなっています。
＜VideoProc Converterはこんな人におすすめ＞
- 初心者
- 簡単な動画編集もしたい人
XMedia recode
音楽・動画ファイルの変換ソフトで、簡単な編集作業も行なうことができます。対応ファイルは40種類ほどですが、再生したいデバイスを選択するだけで変換作業ができる手軽さが魅力的です。また複数ファイルの一括変換も可能なので、作業スピードの向上が見込めます。
＜XMedia recodeはこんな人におすすめ＞
- 手軽に操作したい人
- 複数のファイルを変換したい人
- 簡単な編集作業もしたい人
TuneFab Apple Music 変換ソフト
Apple Musicの曲を変換するためのソフトです。主要ファイル形式に対応しており、初心者にも扱いやすくなっています。無料版（30日間）だと3分間しか変換できないので、気に入った場合は有料版に切り替えることをおすすめします。
＜TuneFab Apple Music 変換ソフトはこんな人におすすめ＞
- Apple Musicを利用している人
- 動画変換初心者の人
- Macで使える変換ソフトを探している人
【インストールの必要なし】Convertio
Convertioはオンライン形式変換サイトの1つで、ソフトをインストールせずに変換をすることができます。300種類以上の形式に対応しているほか、出力から24時間後に削除されるのでセキュリティ面も考えられているツールと言えるでしょう。
＜Convertioはこんな人におすすめ＞
- ソフトをインストールしたくない人
- 安全性を重視したい人
【インストールの必要なし】Online Audio Converter
Online Audio Converterもオンライン形式変換サイトなので、ソフトのインストールは必要ありません。仕組みもシンプルなので、初心者にも扱いやすいでしょう。ただし表示される広告の危険性が高いという報告もあるので、使用する際には十分な注意が必要です。
＜Online Audio Converterはこんな人におすすめ＞
- ソフトをインストールしたくない人
- 簡単に操作したい人
音楽をダウンロードするならStreamFab YouTube ダウンローダー
WAVは高音質を保ったオーディオフォーマットですが、ファイル容量が重い点がデメリット。今回紹介するStreamFab YouTube ダウンローダーなら、YouTubeの音楽をMP3としてダウンロードできます。MP3は高音質かつファイル容量も軽いため、ストレージを圧迫しません。本ソフトはドルビーアトモスにも対応しており、お気に入りの音楽を精細なクオリティで楽しめますよ。
＜StreamFab YouTube ダウンローダーで音楽をダウンロードする方法＞
- StreamFab YouTube ダウンローダーを起動してYouTubeアイコンをタップ
- YouTubeが開く（ログインの必要はありません）
- ダウンロードしたい音楽を再生させMP3として設定
- ダウンロードを開始する
- ダウンロードしたデータを確認する
まとめ
今回はM4AからWAVへの変換について詳しく解説していきました。形式としては圧縮後から圧縮前になるものの、圧縮時に削られてしまった部分が戻るわけではないので音質は圧縮後のままです。しかしそれ以上の劣化を恐れることはありません。もし音楽をダウンロードしてオフラインで楽しみたい場合は、StreamFab YouTube ダウンローダーをお使いください。MP3として直接YouTubeからダウンロードできるため、M4AからWAVに変換するよりも軽量で高音質なファイルが手に入ります！
