アニメ好きのみなさん、アニメを観るのも楽ではないですよね。複数の動画配信サービスのサブスクに加入して、課金してレンタルして、時には円盤を購入して…。実は海賊版サイトでこっそり観ている、なんて方もいるかもしれません。本記事で紹介するのは、ひまわり動画という動画共有サイト。危険性や概要など、最新情報を踏まえて解説していきます。
ひまわり動画はミャンマーにあるShwe Nandarが運営しているコメント連動型の動画共有サイト。オワコン…ではありませんが、2020年や2021年の法律改正に伴い、大量の動画が削除されたことは事実です。
ひまわり動画はグレーではあるものの、違法ではありません。ひまわり動画の動画は、YouTubeやFC2動画のような動画共有サイトから動画を取得して再生しています。そのため、厳密には許可なく動画をアップロードする海賊版サイトではなく「寄生型動画サイト」というのが正しいです。
ちなみに2020年10月に、海賊版サイトの動画URLを集めて公開するリーチサイトも処罰の対象となりました。そのため、現在ひまわり動画で公開されている動画は違法でないサイトのURL(YouTubeやFC2動画)になります。
サイトを使っている限り、特に危険を感じることはありませんが、ひまわり動画のサイトはSSLという技術で保護されていません。そのため、SSL化されているサイトに比べて個人情報流出のリスクが高まるため注意してください。
ひまわり動画のサイトにアクセスして再生ボタンを押せばOKです。もし動画が再生されない場合は、元サイトのURLをたどってみましょう。
ひまわり動画のコンテンツは権利者の許可なくアップロードされているものも多いです。権利者による申し出があった場合は動画が削除されているようですが、実質的にあまり機能していないようなので、違法アップロードされた動画をダウンロードしないように気を付けてください。
ひまわり動画の動画はStreamFab YouTube ダウンローダー(StreamFab ひまわり動画 ダウンローダーとも言える)でダウンロードできます。本ソフトは1000以上のサイトに対応しているダウンロード力が最強なダウンローダー。ディズニープラスやHuluなど、さまざまなサイトのコピーガードを解除できる技術力により、世界中から人気を集めています。
ダウンロード方法は下記の3ステップ。
もし再生させた動画が解析されない場合は、元動画のリンクをもう一度再生してみてください。
あとはダウンロードが完了するのを待つだけです。25分ほどのアニメエピソードなら5〜10分でダウンロードが完了します。
ひまわり動画はVideo Basic DownloaderというGoogle拡張機能でダウンロードできます。
この拡張機能はなかなか優秀で、動画を再生すると動画を自動検知しダウンロードボタンを表示してくれます。MP4とWebPに対応しており、動作もスムーズです。
全話見れるものはほとんどありません。本記事でも述べましたが、ひまわり動画では現在多くの動画が削除されており、全話揃っているものはほとんどないからです。視聴できるのは違法アップロードでない動画、もしくはMAD動画のみ。元リンクが表示されている場合は、元リンクのサイトを訪問して動画を見た方が良さそうです。
ウイルスソフトを起動すると、警告が表示されることが多いです。注意したいのは、ウイルスを仕掛けているのは、ひまわり動画の運営側だけとは限らないこと。ひまわり動画はアカウントを持った一般ユーザーが自由に動画をアップロードできるため、アップロード者が悪意あるウイルスやマルウェアを仕掛けている可能性もあります。
今のところ閉鎖の予定はありませんが、今後存続が難しくなる可能性はあります。法律が改正されより取り締まりが厳しくなれば、動画のほとんどがアップロードできなくなり、実質閉鎖状態になることも予想されます。
ひまわり動画の違法アップロードを咎める人がいれば、他人の違法アップロードを促す人もいます。例えば、自分が違法アップロード動画を見たいがために、違法アップロード者に対して「アップロードを止めたら通報する。だからアップロードを続けろ」と要求し、投稿者がアップロードを止め他瞬間に通報…という事件もあったようです。「闇が深い」と言われるのは、こういった理由からでしょう。
ABEMA、Tver、BiliBili、ニコニコ動画などではアニメを無料で公開しています。これらは権利を買い取った安全なアップロードですので、違法ではありません。ただし、無料公開されているのは一部で、全部見るとなると課金の必要がある場合も多いです。
今回は、ひまわり動画の概要について解説しました。ひまわり動画は完全に安全とは言えないサイトです。特に「新着」や「おすすめ」の動画にはウイルスが仕込まれていることがありますので、十分注意してください。
*当サイトは違法ダウンロードの推奨を目的とするものではありません。日本では著作権法で技術的保護手段の回避が禁止されているため、コンテンツの保護を解除すると著作権法違反になります。ダウンロードは自己責任で行ってください。