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私自身もここ数年で、Zoom会議の記録やeラーニング動画の保存、さらにはプレイ中のゲームを友人にシェアする目的で、さまざまな録画ソフトを試してきました。その中で比較的よく使っているのが Aiseesoftスクリーンレコーダー です。
正直に言うと、最初は「初心者向けの簡単なソフト」という程度の印象しか持っていませんでした。しかし実際に使ってみると、シンプルさと実用性のバランスが取れており、思っていた以上に便利な点と、逆に気になる弱点も見えてきました。この記事では、私が実際に試した経験を交えながら、Aiseesoftの特徴や安全性、無料版と有料版の違い、さらに他のソフトとの比較まで詳しく解説していきます。
Aiseesoftスクリーンレコーダーは、2008年設立のAiseesoft社が提供するPC画面録画ソフトです。海外製ながら日本語化が丁寧で、UIもシンプル。私が最初にインストールしたときも、特に迷うことなく使い始められました。
2025年現在、最新の Windows 11 や macOS Sonoma にも対応しています。私は普段Windows 11を使っていますが、問題なく動作しました。古いPCでも一応起動はしますが、録画中のCPU負荷が大きいので、スペックに余裕のあるPCで使う方が快適です。
Aiseesoftは、さまざまな機能がついています。その中でもっとも気になる機能をいくつかまとめてみました。
高画質録画:最大4K解像度で録画でき、保存形式は MP4 / WMV / MOV / AVI などから選べます。
ただし、NetflixやAmazon プライム、Netflixなどの有料ストリーミングサービスを録画しようとすると注意が必要です。著作権保護(DRM)がかかっている場合、録画しても黒画面になったり音声だけが保存されることがありました。私も試しにDisney+を録画したところ、映像が映らずに失敗した経験があります。これはAiseesoftだけでなく、多くのスクリーンレコーダーに共通する制約であり、ストリーミング保存を目的とする場合は「録画」ではなく「専用ダウンロードソフト」を使う方が安定します。
音声録音:
システム音とマイク音を個別に設定できるのが地味に助かります。Zoom会議の録音時に「発言者の声だけを録音」したり、逆に「会議全体の音声をまとめて保存」したりと、状況に合わせて切り替えられるのが便利でした。
ゲームプレイ画面の録画:
私はPCゲームを長時間プレイすることがあるのですが、Aiseesoftで録画すると30分〜1時間程度は安定してキャプチャできました。ただ、グラフィックが重いタイトルではフレームレートが少し落ちることもあります。
編集・変換機能:
録画中に矢印や文字を書き込めるので、説明用の動画を作るときに便利です。私は社内研修用の資料を作るときに、画面に操作手順を描き込みながら録画しました。録画後はビットレートや解像度を変更して保存でき、ファイルサイズを調整できるのも良かったです。
スクリーンショット:
任意の範囲だけをキャプチャして保存できるので、オンライン授業のスライドやWeb記事の一部を画像として残したいときに重宝しました。
最初に体験版を使って驚いたのは、無料版だと録画時間が3分までという制限です。短いチュートリアルや一時的な確認なら使えますが、会議や授業、ゲーム実況を録るには実用性がほとんどありませんでした。
有料版の料金プラン:
私はインストール前に必ず公式サイトから入手し、念のためウイルススキャンもかけましたが、問題は一切ありませんでした。使っている限り怪しい挙動もなく、安心して利用できています。
Aiseesoftスクリーンレコーダーは、公式ホームページの「ダウンロード」または同サイトの製品ページ「スクリーンレコーダーソフト」よりダウンロードすることが可能です。
ダウンロード後、保存された「.exe」ファイルをダブルクリックし、ガイドに従ってインストールしましょう。
未登録のままスクリーンレコーダーを起動すると、「メールアドレス」と「登録コード」を入力する画面が自動的に表示されるので、入力し有効化しましょう。
設定バーの「システム音」と「マイク音」よりご自身の要望に合う音声設定をクリックし、「REC」ボタンを押せば録画が開始されます。
録画を終了しますと、動画のプレビューウィンドがでますので、映像のチェックができます。
音声の録音やゲームプレイの録画もインターフィスの「音声レコーダー」、「ゲームを選択」をクリック、「REC」ボタンを押すことで録画が開始されます。
問題 |
原因 |
解決策 |
---|---|---|
録画できない/保存できない |
OS非対応、保存先権限不足 |
最新版に更新、保存先をデスクトップに変更 |
音ズレが発生 |
CPU負荷、音声設定不一致 |
フレームレートを下げる、AAC形式に変更 |
Zoom会議録画で通知される? |
公式仕様では通知なし |
社内ルールには注意 |
無料版でゲーム実況可能? |
3分制限あり |
有料版必須 |
私が最初にAiseesoftスクリーンレコーダーを試したのは、リモート会議の記録でした。Zoomの打ち合わせを録画してみたところ、操作は非常にシンプルで、録画ボタンを押すだけで会話全体を問題なく保存できました。議事録を作るときに何度も再生して確認でき、とても助かりました。
一方で、ストリーミング動画の録画には苦戦しました。NetflixやDisney+、youtubeの有料動画、映画などを試しに録画してみたのですが、結果は画面が真っ黒になって音声だけ保存される、あるいは映像がカクつくなど、うまくいきませんでした。
ゲーム録画については、軽めのオンラインゲームでは30分以上問題なく保存できました。ただし、グラフィックが重いRPGを録画したときは、フレームレートが目に見えて落ちました。私のPCスペックの問題もありますが、OBSやBandicamに比べると「高負荷環境ではやや弱い」という印象です。
その代表例がStreamFabダウンローダーです。StreamFabは、Amazon、Netflix、U-NEXT、Disney+、Huluなど1000以上の配信サービスに対応し、DRMで保護された動画も直接MP4やMKVに保存できます。実際に私はTVerやABEMAの番組を保存するときに使っていますが、録画のように黒画面になったり、通知が出たりする心配がなく、安心して利用できています。
項目 |
Aiseesoftスクリーンレコーダー |
StreamFabダウンローダー |
---|---|---|
主な用途 |
画面録画全般(会議・授業・ゲーム実況など) |
ストリーミング動画の直接保存 |
画質・音質 |
最大4K録画、PC性能に依存 |
最大8Kダウンロード、音声は無劣化 |
DRM配信サービス |
黒画面・音ズレの可能性あり |
DRM解除して安定保存可能 |
操作性 |
録画ボタンを押すだけで簡単 |
URL入力 or 内蔵ブラウザで検索して保存 |
保存形式 |
MP4 / WMV / AVI / MOVなど |
MP4 / MKV、高品質で安定 |
長時間利用 |
PC負荷が高いと不安定 |
ネット回線速度に依存、安定して保存 |
無料版制限 |
録画は3分まで |
YouTube動画ダウンロードは完全無料、他のサービスは3本まで |
おすすめシーン |
会議記録、授業録画、操作説明動画 |
NetflixやAmazonなどの配信動画保存 |
Aiseesoftスクリーンレコーダーは、初心者でも簡単に使える画面録画ソフトで、会議や授業、チュートリアル動画の作成に向いています。
ただし、NetflixやAmazon Prime Videoなどのストリーミング録画には限界があり、真っ黒画面になるケースも多いのが弱点です。
そのため、日常的な画面録画にはAiseesoft、配信サービスの保存にはStreamFabと使い分けるのが、最も快適で安心な方法だと実感しました。
Netflixや Amazonなど1000+動画配信サイトから動画を無制限にダウンロード!永久保存、字幕版と吹替版を選択可能!
Netflixや Amazonなど1000+動画配信サイトから動画を無制限にダウンロード!永久保存、字幕版と吹替版を選択可能!