いま話題のChatGPT、もう試しましたか?ChatGPTとは人間の会話を学習して、入力された答えに沿って会話ができるチャットボットです。マイクロソフト社の創業者であるビル・ゲイツ氏はChatGPTについて「インターネットの発明と同じくらい重要」と語っていたんだとか。現在、ChatGPTは現在開発プレビュー段階なので、無料で利用できます。登録も簡単ですし、Google検索をするように言葉を打ち込むだけなので簡単に利用できますよ。本記事では、そんなChatGPTにちなんでAI登場のおすすめSF映画10選を紹介します。
Netflixで映画化された本作は劉慈欣の短編同名小説を原作としています。地球人たちが、太陽系の衰退に伴い、地球を2500年かけて別の惑星軌道に移動させる計画が描かれています。地球をそのまま移動させるというぶっ飛んだ計画と、それを嘘くさくなく見せる画の力はさすが中国映画です。今年1月、『流転の地球2』がアメリカと中国で同時公開され、多くの評価を受けました。
そして、本作には「MOSS」という人工知能が登場します。国際宇宙ステーションのシステムを統括している人工知能であり、『2001年宇宙の旅』のHAL9000に似てはいるのですが、10,000個のエンジンで地球そのものを動かすというかつてない規模の作業を担当するので、SF映画史上でも類を見ない優秀なAIといえるでしょう。
『SRサイタマノラッパー』『ヴィジランテ』『22年目の告白 私が殺人犯です』などの作品で知られる、入江悠監督が本格的なSFに挑んだ作品です。天才科学者・桐生浩介は亡き妻のために年齢から家族構成、犯罪歴まで、全国民の個人情報と健康を管理する医療用AI「のぞみ」を開発しました。しかし、ある日「のぞみ」が、独自の判断で「生きる価値のない人間」を殺そうと暴走してしまい…。
『日本沈没』『新幹線大爆破』などのシンプルなタイトルの和製パニック映画の系統を受け継ぎつつ、しっかりとIoT社会が近づくなかでのあり得そうな恐怖を描いてサスペンスを盛り上げています。主人公が犯人と疑われながら逃げて真相を探るという王道展開の面白さ、AI「のぞみ」があるサーバールームの日本映画の域を超えた圧倒的なスケール感など、いい意味で邦画らしくない雰囲気が楽しめる作品です。
SF映画ジャンル全体の金字塔であり、「人工知能」の暴走の恐怖もリアルに描いていた半世紀前の傑作映画です。「人類の起源」と「新人類への進化」も描いた難解な内容ですが、中盤は木星探査に向かうディスカバリー号を管理するAI「HAL9000」の暴走と、主人公・ボーマン博士の静かな戦いが描かれています。
天才スタンリー・キューブリック監督による異常な科学考証の正しさと、SFXの天才ダグラス・トランブルによる斬新な描写の数々もあり、今見てもその攻防は色あせません。無機質な赤いカメラのHAL9000のデザインと、彼が最後に歌う歌の不気味さ、切なさも有名で、トラウマになった人も多いようです。
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フィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を、鬼才リドリー・スコットが独自解釈も加えて作ったカルト的人気のSF映画が『ブレードランナー』です。様々な用途の為に作られた人造人間・レプリカントが、高い知能ゆえに暴走を起こし始めた未来世界で、レプリカントを始末する専門の捜査官「ブレードランナー」であるデッカードの戦いが描かれます。
荒廃した2019年の近未来(1982年視点)の世界観や、「人間と人間そっくりに作られたロボットに差はあるのか」という哲学的な問いが魅力的な作品で、何度見ても発見があります。30年後の2049年の世界を描いた2017年の続編『ブレードランナー 2049』も、人気を博しました。
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南アフリカを舞台にしたSF映画で、警察用ロボットとして作られた高性能AIが、ギャングたちに誘拐されたことによって、予想外の成長を遂げていく物語が描かれています。チャッピーとはギャングたちが名づけるAIの名前であり、高度な学習機能を持ちながらもまだ何も世の中のことを知らない状態で、ギャングたちと開発者・ディオンがまるで「子育て」のように彼に接していくさまが、独特の魅力となっています。
チャッピーの無邪気なかわいさやハッとさせられる成長、利益目的でしか動かない企業や人間の醜悪さ、そして「生命倫理」を超えた最後の感動的でありつつ考えさせられてしまう顛末など、様々な魅力を持つ、展開の読めないSF映画です。
妻を悪の組織に殺され、自分も全身マヒとなった男が、AIチップ「STEM」と出会って、彼の制御によって超人的な力を手に入れ、復讐をはたして行くSFスリラーです。『パラノーマル・アクティビティ』などのホラー映画を手掛けてきたジェイソ・ブラム制作であり、人体破壊描写がかなりエグイのですが、AIによって無理やり動かされる男の動きの面白さや、人を殺すためのテクノロジーの斬新な使い方、読めない展開など、色んな魅力があります。STEMと主人公のやり取りも面白く、『寄生獣』のように段々とバディ感が出ていくのも見どころなのですが…そこからさらに、まさかのラストが待ち受けています。
現代の異才クリストファー・ノーランが、『2001年宇宙の旅』にオマージュを捧げた作品が『インターステラー』です。荒廃してどんどん人が住みづらくなっていく地球を捨てて、新天地を探す宇宙飛行士たちの冒険を描いており、『2001年~』よりも分かりやすい内容ではありますが、CGを極力使わないこだわりの特技撮影や映像の質感もそっくりとなっています。
話の本題になる存在ではありませんが、本作にもCASEとTARSという人工知能を登載した長方形のロボットが登場します。彼らはHAL9000と違って主人公をサポートしてくれる優秀なAIであり、特にTARSが「走る」シーンは予想外の所から「足」が出てくる意外性やあくせく進む可愛さなどもあり、見どころとなっています。
抽選に当選し有名社長が秘密裏にAIを開発している施設を訪れた青年が、そこにいた美しいロボット「エヴァ」と恋に落ち、逃避行を試みるという異色のラブストーリーです。アリシア・ヴィキャンデル演じるエヴァの神秘的な美しさや人間にもロボットにも見えるギリギリの繊細な演技、ただのラブストーリーに終わらない顛末など、斬新なSF映画として人気を集めています。
人間と人工知能テクノロジーが共存し始めている、近未来の田舎を舞台にした青春SF映画です。主人公・サトミのクラスに転校してきた容姿端麗で優秀ながら、どこか抜けていて不自然な少女・シオン。シオンは実は、サトミの母が彼女をサポートするために作ったAIでした。
どこかズレているAIと高校生たちのやり取りや、アニメならではの田舎の風景と未来テクノロジーの融合している描写、そして最後にやってくるあっと驚く感動展開など、AIに好意的な目線を向けた良作アニメ映画です。
特大ヒットアメコミ映画シリーズにも、いくつかAIのキャラが登場します。シリーズの中心人物・アイアンマンことトニー・スタークは、当初から人工知能「ジャービス」の協力を得てヒーロー活動をしていました。男性の声の彼とトニーのやり取りも魅力だったのですが、『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』にて、ロキの杖の先端にあったマイルド・ストーンや、トニーが開発していたボディと融合して、ジャービスは人造人間「ヴィジョン」に進化し、トニーの元を離れます。
ヴィジョンはまた別の人気キャラですが、さらにトニーの秘書的な役割を果たす二代目のAI「フライデー」は魅力的な女性の声になり、トニーとの掛け合いもさらに軽妙になって人気を博しています。
OpenAIという企業が2022年11月に発表したChatGPTは、あっという間に注目を集めて有名になっています。全世界ユーザーはすでに1億人を突破しました。
高性能人工知能のChatGPTは対話に特化した言語モデルのサービスであり、こちらが具体性のない語り掛けをしてもリアルな人間との会話のようなやり取りもでき、条件を指定すれば簡潔な小説を作ったり、HTMLやPythonなどの基礎的な言語を書くこともできたりと、その高性能ぶりが話題です。
完璧なやり取りができるわけではありませんが、素っ頓狂な答えが返ってくるのも楽しいという声もあり、さらなる機能の向上も期待されています。
AI登場のおすすめSF映画10選、いかがでしたか?ChatGPTには十分な将来性があり、さまざまなシーンで活用できますが、あくまでもChatGPTは会話モデルであることを忘れてはいけません。GoogleやBingのような検索エンジンではないため、学習をさせる人間の行動によっては間違った答えを学習し表示してしまうことも。ChatGPTを使う際はITリテラシーを持って正しく活用していきたいですね。
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