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正直に言うと、最初にBandicamを知ったのは「無料で画面録画できるツールを探していたとき」でした。オンライン講義を受けていたのですが、配布資料だけでは理解が追いつかず、後から録画を見返したいと思ったのがきっかけです。Bandicamの評判を見ると「軽くて高画質」と褒める人もいれば「黒画面になる」「無料版はすぐ制限に当たる」と不満を漏らす人も多く、評価が両極端に分かれていました。
私は「百聞は一見にしかず」と考えるタイプなので、実際にWindows版をインストールし、自分の環境で使い倒してみることにしました。そこから数か月、仕事や趣味の両方で使い込んだ体験を、ここにまとめます。
まず基本的なところから。
Bandicamは画面録画専用ソフトとして長い歴史を持ち、特にゲーム実況や授業動画の録画で知られています。私が最初に触ったのはWindows版でしたが、2025年現在はmacOS版もApp Storeから提供されており、昔の「Windows限定」という状況は変わっています。
ソフトを導入するときに私が必ず気にするのは「本当に安全か?」という点です。Bandicamは公式サイトに「100%安全でウイルスチェック済み」と書かれており、インストーラーもVirusTotalで問題なし。実際に入れてみても、不要な広告ソフトや怪しい挙動はありませんでした。
ただし、注意すべきは非公式配布の「Bandicam crack」。調べてみると割れ版やクラック版が出回っており、それをインストールしてウイルスに感染したという体験談も見ました。安全で利用するために、必ず公式導線からダウンロードするのは鉄則だと思います。
ここは多くの人が悩むポイントだと思います。私も最初は「無料で足りるならそれでいい」と考えていました。実際に使ってみると、無料版は10分制限とウォーターマーク(Bandicamロゴ)が必ず入る仕様。そこで私は有料ライセンスを購入しました。
個人ライセンス(Win)
ビジネス(Win)
BandicamのUIがシンプルで、録画モードを選び、範囲を指定して赤いRECボタンを押すだけ。初心者でも迷わない録画できると思います。
さらに2025年版で新機能が追加されました。
私は特に「モザイク」をよく使います。例えば社内資料を録画する際に、社員の名前や社外秘情報をサッと隠せるのは非常に助かります。
次に性能面。私はゲーム実況も少し試しましたが、NVENCやAMDのハードウェアエンコードに対応しているため、思った以上に軽い。また、私が気に入っているのは長時間で連続録画が可能なことです。PCを放置しても問題なく録画が継続しており、ファイル破損もありませんでした。
一方で、Web上の動画録画には注意が必要です。例えば、YouTubeのような公開動画は比較的問題なく録画できますが、Amazon プライムビデオやNetflixなどのサブスクリプション型配信サービスやジャニーズなどのライブ配信は、DRMがかかっているため、録画すると真っ黒になってしまうケースがよくあります。実際に私もストリーミング動画で試しましたが、真っ黒で音声だけが入る状態でした。これはソフトの不具合ではなく、サービス側の仕様による制限です。
では「AmazonプライムビデオやNetflixなどの映画を手元に残したい」「Tver、Abema、YouTubeの長編動画を丸ごと保存したい」といったニーズはどうすればいいのでしょうか。ここで必要になるのが、録画ではなく“ダウンロード”に特化したソフトです。
ゲーム実況やパソコン作業の録画は確かにBandicamで快適にこなせます。しかし、ストリーミング動画やライブ配信サービスでは、録画すると真っ黒画面になったり音声だけしか入らなかったりする場面に必ずぶつかります。これはDRMという保護技術による制限で、ソフト側で解決できるものではありません。
そこで私は「録画ではなくダウンロード」という選択肢を試しました。その中で使ってみたのがStreamFabのような専用ダウンロードソフトです。
項目 |
Bandicam |
StreamFab |
---|---|---|
保存方式 |
画面に映ったものを録画 |
動画ファイルを直接ダウンロード |
対応範囲 |
ゲーム、会議、授業、PC画面全般 |
Amazonプライム、Netflix、Tver、U-NEXTなど主要配信サービス50個以上 |
画質 |
PC性能に依存(最大4K/120fpsまで対応) |
1080pや4K(場合によっては8K)まで保持可能 |
音声 |
システム音+マイクを同時録音可能 |
複数音声トラック・字幕を直接保存可能 |
制限 |
無料版は10分+ロゴ(Win)、5分(Mac) |
無料版は各サービスから3本まで |
特徴的機能 |
モザイク、ホワイトボード、描画機能、24h+長時間録画 |
プレイリスト一括保存、自動ダウンロード、字幕多言語対応 |
用途の向き不向き |
ゲーム実況、授業録画、業務会議、解説動画 |
映画やシリーズ作品をまとめて保存、オフライン視聴 |
私はこの2つをシーンごとに使い分けるようにしています。
Q. Bandicamは販売終了したって本当?
A. いいえ、販売は継続しています。2025年現在も公式サイトでWindows版ライセンスを購入でき、さらにMac版はApp Storeから入手可能です。
Q.どのライセンスを買えばいいの?
A. 個人利用なら個人ライセンス、商用ならビジネスライセンスです。私は最初に個人の永続ライセンスを買いましたが、頻繁にセールをしているのでタイミングを見て購入するとお得です。
Q.OBSとどちらを選べばいい?
A. 配信が目的ならOBS、録画が目的ならBandicamです。設定のしやすさと安定性を求めるならBandicamが便利です。
Q. AmazonやNetflixを録画できないのはなぜ?
A.これらのサービスはDRM(著作権保護技術)がかかっているため、Bandicamで録画しても黒画面になる場合があります。
Netflixや Amazonなど1000+動画配信サイトから動画を無制限にダウンロード!永久保存、字幕版と吹替版を選択可能!
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