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在宅勤務や動画配信サービスを使う時間が増えたここ数年、私自身「動画を保存してオフラインで見たい」「古い形式の動画を変換してスマホで再生したい」と思う機会が一気に増えました。そんなときによく目にするのがHitPaw Video Converterです。
名前のとおり「変換ソフト」という印象が強いですが、実際は動画・音楽のダウンロード機能やAIを使った編集機能も搭載した多機能ツール。この記事では、私が実際に使ってみた体験をふまえながら、HitPaw Video Converterの特徴、安全性、使い勝手、評判、そして無料版の制限まで徹底レビューします。
HitPaw Video Converterは、Windows・Mac両対応のソフトで、主要な動画・音声フォーマット(MP4、MOV、AVI、MKV、MP3など)��幅広くサポートしています。
公式スペックには「RAM256MB以上」とありますが、実際に使ってみると4GB以上は必要だと感じました。私の古いノートPC(4GB RAM)では処理が重く、デスクトップPC(16GB RAM)でようやく快適に動作した、というのが正直な感想です。
対応サービスはYouTubeやTikTok、Facebookなど100以上。ただしNetflixやAmazon Prime VideoなどDRM付きサービスは非対応です。
実際に触ってみて「多機能すぎる」と感じたので、整理すると以下���とおりです。
個人的には「動画変換と簡易編集」が一番使いやすかったです。YouTubeから保存した動画をすぐにカットして、スマホ用に圧縮できるのは便利でした。逆にAI機能はまだオマケ程度で、精度はそれほど高くないと感じました。
動画保存ソフトを選ぶときに一番気になるのは「安全に使えるのか?」という点だと思います。私も最初にHitPawをインストールする前に、いくつかの方法で安全性をチェックしました。
HitPaw公式サイトのダウンロードリンクをWindows DefenderとVirusTotalでスキャンしましたが、ウイルスやマルウェアの検出はゼロでした。海外フォーラムでも「公式版は安全」という声が多く、危険なのはむしろ「crack版」や「非公式配布サイト」から入手した場合です。
実際に私がHitPaw Video Converterを使ってYouTube動画を保存したときの流れを、スクリーンショットを交えながら紹介します。
Step1. HitPaw公式サイトからインストーラーを入手し、実行します。インストール自体は数分で完了。
Step2.「インストール」をクリックします。
Step3.起動すると大きなアイコンが並んでいて分かりやすいUIです。動画保存なら「ダウンロード」タブから始めます。
Step4.YouTubeの動画ページを開き、URLをコピー。そのままHitPawに貼り付けると自動的に解析が始まります。
Step5. 解析後、解像度や出力形式(MP4/MP3)を選択できます。字幕付き動画では字幕の有無も選べました。「ダウンロード」ボタンを押すと保存がスタート。進行バーが表示されるので分かりやすいです。
YouTubeから落とした動画をそのままMP3に変換し、スマホに移したところ問題なく再生できました。さらにカット機能で冒頭のCM部分を削除できたのは便利。
一方で、AI機能の「2D→3D変換」は処理がかなり重く、1分の動画で10分以上かかりました。実用性はまだ微妙かな、という印象です。
原因1:対象動画がDRM付き(Netflix、Amazon Primeなど)
→ 残念ながらHitPawでは保存できません。解決策は「専用ダウンローダーを利用する」しかありません。
原因2:URL解析が失敗する
→ サイトの仕様変更直後によく起こります。公式のアップデートを待つか、代替ツールを試すのが現実的です。
原因3:ネットワークの不安定
→ VPNやファイアウォールが干渉している場合があります。私も一度VPNを切ったら正常に進みました。
HitPawを実際に触ってみて最初に戸惑ったのが「無料版の制限」です。インストール直後はすぐに試せますが、長く使うには有料プランが必須という印象でした。
私が試した範囲では、無料版には以下のような制限がありました:
つまり「ちょっと試す」には十分ですが、本格的に使うには制約が多いと感じました。私も最初に3本ほど保存しようとしましたが、無料版では1本しかできず、すぐに限界を感じました。
公式サイトに掲載されていた価格は以下のとおりです:
私が確認したところ、数か月に1度セールがあり、永久プランが6,000円台になることもありました。ただし注意したいのは、対応サービス数が限られていること。100サイト対応といっても、実際に日本でよく使うTVerやABEMA、U-NEXTなどには対応していません。これを考えると「料金に対して得られる利便性」がやや物足りなく感じました。
私の結論としては:
ここでは、良い評判と悪い評判を分けて整理し、最後に私の感想もまとめます。
実際に使ってみた私の感想
特に「配信サービスを保存したい」と思って試したときに使えなかったのは残念でした。逆に「ちょっと動画を変換したい」ときには十分使える、というのが私の結論です。
ここまで使ってみて強く感じたのは、HitPawは「動画変換ソフト」としては便利だけど、動画ダウンロードソフトとしては限界があるということです。私も最初はHitPawで完結できると思っていましたが、配信動画をオフラインで観たいときには全く足りませんでした。そこで使うようになったのが専門的な動画ダウンロードソフトStreamFabです。
StreamFabは、動画変換よりも「配信動画の保存」に特化したソフトです。
実際に私はNetflixの海外ドラマをStreamFabでダウンロードしましたが、HitPawでは黒画面だったものが問題なく保存できました。さらに、複数話を一気に保存できるのも大きな違いです。
項目 |
StreamFab |
HitPaw Video Converter |
---|---|---|
対応サービス数 |
1000+(YouTube、Netflix、Amazon、TVer、ABEMAなど) |
100+(YouTube、Facebook、TikTokなど) |
保存可能な画質 |
最大8K、Dolby Vision対応 |
最大1080pまで |
DRM付き動画 |
保存可能 |
保存不可(黒画面になる) |
ダウンロード速度 |
約5~10倍速(私の環境で1時間のドラマが10分程度) |
通常速度(同じ動画で30分以上) |
一括ダウンロード |
対応(シリーズ作品をまとめて保存) |
非対応 |
内蔵ブラウザ |
あり(検索→再生→保存が1画面で完結) |
なし(URLコピー必須) |
編集機能 |
基本なし(保存専用) |
あり(カット、圧縮、AI変換) |
1.StreamFabの公式サイトにアクセスし、ソフトをダウンロードします。ダウンロード後、インストーラーを実行してソフトをインストールします。
2.StreamFabを起動し、検索欄にコピーしたダウンロードしたい動画のURLを入力します。
3.URLを貼り付けると、自動的に動画を解析します。
4.数秒後、ダウンロード可能な形式や解像度を表示します。動画の解像度や字幕、出力フォーマットを選択します。
5.設定が完了したら、「ダウンロード」ボタンをクリックしてダウンロードを開始します。ダウンロードが完了すると、「ダウンロード」で保存先フォルダが開き、ダウンロードした動画や音楽ファイルを確認できます。
HitPaw Video Converter は安全性が高いものの、無料版には多くの制限があり、製品版のダウンロード機能には改善の余地があります。代わりに、より多用途で使いやすい機能を備えたStreamFab YouTube ダウンローダーをお勧めします。
Netflixや Amazonなど1000+動画配信サイトから動画を無制限にダウンロード!永久保存、字幕版と吹替版を選択可能!
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